k様邸 UA値:0.32W/㎡K C値:0.41㎠/㎡ 建築家:ナカノハジメ
LDKはゆったりとすごせるように“余白”を重視し、家事動線は裏スペースに集約。
家族構成 夫妻+子供2人
敷地面積 114.99坪
延床面積 51.35坪
シンプルなデザインの外観で、街並みに溶け込みながら凛とした印象を放つ。無駄をそぎ落したことで生まれる美しさは内部へ続き、白を基調にした静ひつな空間が広がる。
玄関から続く床は、美しいつやのあるタイル敷き。ホテルライクな雰囲気が全体を包み込む。
この非日常的な空間は、「余白のある空間と、余裕のある家」というコンセプトを形にしたもの。生活感を出さず、くつろげる環境づくりを提案。
建築家のナカノハジメさんは、収納やパントリー、ランドリールーム、といった雑多になりがちなスペースを裏動線に独立させ、LDKにモノを出さず、すっきりと暮らせるように計画。
家事動線を効率よく行えるようにとキッチン→パントリー→ランドリールーム→ウォークインクローゼットという効率的な動線を設け、家事ストレスを軽減。
幅2600mmのワイドタイプの美的キッチン。「ミニマリストになりたい」という奥様の希望をカタチに。
エレガントな雰囲気のLDKには、洗練されたデザインのソファを設置。
子供部屋は併設した坪庭から光と風を取り込み、のびやかな印象に。床にはバーチ材を採用。
朝の身支度を整えたり、入浴後にドライヤーを使うパウダールーム。
LDKの壁の一角にあるリモコンニッチの空きスペースは子供たちの絵を飾るギャラリーにも。
玄関はゲストが使うメイン動線とは別に、壁で仕切ったシューズクローゼットを兼ねる家族用をつくり2WAY動線に。ごちゃつきがちな玄関をすっきりとさせている。
坪庭部分に木製ルーバーを設けて、プライバシーを守りながら光と風を取り込むようにした。
外観は落ち着いた色味とシンプルな形状で仕上げ、上質な雰囲気を漂わせるようにデザイン。しっとりとした風情が住宅街の中に溶け込む。
天候に左右されず愛車の洗車ができるように、車2台分のインナーガレージを設けた。